粉塵、オイルミスト、熱環境からパソコンを護る防塵ラックまもる君シリーズ

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事例・知識

導入事例02

決め手はデザインのかっこよさと抜群の安心感
NX10Fを18台導入

株式会社アマダ 土岐事業所様の導入事例です。
最新の設備を備え、ゼロカーボンをコンセプトにした環境配慮型の省エネ・高効率な拠点として、太陽光、雨水の再利用を行なっている先進的な工場です。 インタビューにお伺いした時期はクロバネキノコバエが発生する時期で、網戸も通過してしまう小さな虫を工場内に侵入させないために捕虫器やファンで対策されていました。そして粉塵対策として工場内には、当社の防塵ラック『まもる君 NEXT(NX10F)』を18台ご導入いただいています。

今回は土岐管理部 K部長、土岐加工製造部 S部長と土岐管理部 総務グループのM様に導入の経緯をお伺いしました。

(2023年7月6日)

 

企業紹介

株式会社アマダ 土岐事業所についてお聞かせください。

K部長:
アマダグループの土岐事業所は、小牧工場(愛知県)と春江工場(福井県)の老朽化に伴い、拠点を集約するかたちで新しく開設しました。
切削マシン・研削盤の開発・製造拠点として2011年にオープンし、高精度・高性能な最新の設備を導入し、高品質・高精度な商品を安定してお届けできる体制を構築しています。

工場内は27℃〜28℃になるように、温度管理がされています。
温度が1℃違うだけで厚みが1μm変わってしまうため、完成品を検査/組立する恒温室は常に室温23℃±1℃に保たれていて、高精度な加工をしています。

2017年に稼働を開始した最新鋭自動化IoT金型工場(T876工場)では、パンチング金型の製造を行っています。作業者は、工具段取り・品質確認・エラー対応を行うのみで、場内全体を3名で運用可能です。
また、自動生産システムにより、午後3時半までの注文を、翌日にはお客様にお届けすることを可能にしています。

土岐事業所では、主に、三次元測定機用、検査用端末、工程管理用のコンピューターを収納するために防塵ラック『まもる君』を使用しています。

 

デザインが決め手

『まもる君 NEXT』を選定された決め手は何でしたか?

S部長:
段取り補助システムを富士宮事業所が最初に導入し、その後に我々も同じシステムを導入しました。富士宮にシステムが導入された時に、土岐の生産技術部隊が富士宮に行き、初めて『まもる君 NEXT(NX10F)』を見ました。その時に「これ、デザインかっこいいよね」という話になり、土岐でも同じものを導入することになりました。

ただ、ちょうど『まもる君 NEXT』が『NX10F』から『NX20F』にモデルチェンジしようとしている時期で、もう在庫がないと言われたので、急いで発注したことを覚えています。
形状が気に入っていたので、販売終了になってしまいとても残念です。

K部長:
デザイン性から機能性までトータルで旧タイプの『まもる君 NEXT(NX10F)』を選定したということですね。
私、個人的にはモデルチェンジ後の『NX20F』の方がスタイリッシュでいいと思います。

導入商品と新旧比較

 

熱・粉塵対策への安心感

『まもる君 NEXT』を実際に導入されて、いかがですか?

S部長:
『まもる君 NEXT(NX10F)』を使っていて、全然不便さを感じたこともないですし、1番肝心の熱だったり、防塵だったり、そういった部分も安心して使用できるのでとても満足しています。

 

 

防塵ラック『まもる君』への期待

K部長:
コンピューターはどこの企業も1人1台の時代の中で、現場にもたくさんコンピューターが置かれるようになりました。我々の工場よりももっと暑くて、油煙、切粉などいろいろ出る環境はたくさんあると思います。『まもる君』を必要としている場所はいっぱいあると思うので、さまざまな場所に広がることを期待しています。

 

 

番外編

アマダ土岐事業所では、約20年前に販売された『まもる君 Vシリーズ(E57H)』が現役で活躍しています。

 

 

S所長:
最初に『まもる君(E57H)』が導入されたのは小牧工場でした。小牧では8~9割鋳物でして、鋳物の粉塵が舞っているような状況で作業をしていました。新しい工作機械を導入する時に粉塵防止のため何かないですかという話になり、検討した結果、『まもる君(E57H)』を導入しました。

工場自体が古く、温度が上昇してしまうと電源が全部落ちてしまうことがあったので、熱対策ができ完全密閉の熱交換器タイプを選びました。

   
 

そして、土岐事業所に移転する時に、『まもる君(E57H)』もそのまま持ってきて今でも使っています。

ラック自体が壊れたという話も聞かないですし、メンテナンスさえすれば、ずっと使えるものだからということで、20年近く使い続けています。

 

 


お話いただきありがとうございました。