- 事例・知識
- 導入事例03
事例・知識
導入事例03
通路の壁際に厚さ17cmの防塵ラック
粉塵と衝突からコンピューターを保護
北陸エリア屈指の生産設備を揃える板金加工工場の導入事例です。
生産設備のネットワーク化と自動化を進めることで、高品質かつスピーディーな量産体制を実現しています。
さらに、作業の効率化を図るために生産管理システムを導入しており、工場内で作業者が工程確認を行うコンピューターを保護するため、当社の防塵ラックをご導入いただきました。
今回は、製造部のT部長、H課長とシステム担当のK係長に話をお伺いしました。
(2023年7月20日)
企業紹介
御社についてお聞かせください。
T部長:
私たちは板金加工製品を開発、生産しています。
生産設備は、主にネットワーク対応型の加工機械で構成されています。
CAD/CAMデータを各生産プロセスで共有化することで、リードタイムの短縮、高品質な製品づくりを実現しています。
近年は自動金型交換が可能な加工機械を導入することで大幅な工数削減に役立てています。
そして、生産管理システムを導入することで、素材投入から各種加工、塗装、組立、梱包、出荷に至るまで情報を一元管理することで生産性を向上させています。
作業者はこの生産管理システム上にある工程スケジュールを確認するため、現場でコンピューターを使います。そのコンピューターを防塵ラック『まもる君 Wall』に収納しています。
現場にコンピューターをそのまま置くリスク
どのような経緯から防塵ラックの導入を検討されましたか?
K係長: 都度都度、作業者が遠く離れた事務所まで行かなくても、欲しい情報が現場ですぐに手に入るように、工場内にコンピューターを設置しています。 設置場所周辺は比較的環境はいいのですが、同じフロアでサンダーを使用しており、1週間で指でなぞると跡がつくくらい粉塵が積もる場所だったので、コンピューターを裸のまま置くのが心配でした。 |
![]() |
K係長:
実際コンピューターが故障した場合、それほど大きな支障はありませんが、新しいコンピューターを手配して、ソフトをダウンロードして、セットアップして、ライセンスを更新して…という作業は正直面倒なので、可能な限り避けたいところです。なるべくコンピューターの故障のリスクを減らすために、システム管理の立場からもきちんと保護しながら設置したいと考えていました。
あとは、電源の位置と通信ケーブルの関係から、台車が行き来する通路にしかコンピューターを設置できなかったことも問題でした。
通路脇に設置しても邪魔にならない防塵ラック
『まもる君 Wall』を選定された決め手は何でしたか?
K係長:
設置場所が通路であることから、なるべく邪魔にならないように設置ができる防塵ラックを探していました。
壁に掛けるタイプのラックで、厚さ17cmの防塵ラック『まもる君 Wall』のことを知った時、「これだ!」と思いました。
弊社の場合は収納する機器がコンピューターとモニターだけで、発熱量も多くなかったので、『まもる君 Wall』の許容発熱量もクリアできたので導入を決めました。
ただ、壁に耐性がないため、壁掛け設置は諦めて、オプションのスタンドを使って設置することにしました。
導入商品
粉塵の侵入を防いでラック内はクリーンな空間
『まもる君 Wall』を実際に導入されて、いかがですか?
K係長: H課長: |
![]() |
T部長:
『まもる君 Wall』のおかげで、粉塵による故障と衝突や落下による故障の両方を心配することがなくなりました。
さらに、今までは、床の上にケーブルがとぐろを巻いて置かれていましたが、ラック内に余分なケーブルを収納することもでき、床の掃除がしやすくなったのは、思わぬ効果でした。
粉塵と衝突から護る
T部長: |
![]() |